LIFEを巡る実情について

【LIFE】について学ぼう
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実情を把握しておこう

実情を把握しておこう

LIFEを巡る実情について詳しく解説していきます。まずは現在の利用状況を確認しましょう。まだ導入していない事業所は、できる限り早めに準備を進めることをおすすめします。また、データを有効活用する方法についてもあらかじめ知っておきましょう。課題も残っていますが、上手に活用できれば労働環境は大幅に改善され、介護サービスの質も向上します。LIFE対応型の介護ソフトを活用すれば、スタッフの業務負担も抑えることができます。

  • 現在の利用状況について

    • 実情を把握しておこう

    2021年4月に運用が開始し、同年7月29日~8月25日の時点で「データ登録まで終えている」としているのは、介護老人保健施設で52.4%、通所リハビリテーションで44.3%、特別養護老人ホームで38.8%、通所介護で30.0%でした。多くの事業所が導入に積極的な姿勢を見せています。一方で「利用予定なし」としている事業所も少なからず存在し、完全に浸透しているとまではいえません。LIFEの有効性が明らかになれば、今後はさらに導入の流れが強まっていくでしょう。

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  • データを有効活用する方法

    • 実情を把握しておこう

    LIFEでフィードバックされたデータを有効活用するためには分析が必要です。今後の方向性が定まっていない事業所にとっては非常に重要なデータとなるので、今のうちに活用方法を知っておきましょう。利用者に対して適切なケアを提供するためにはADL割合が重要となります。数値に注目し、足りていない部分を明確にした上で対策していかなければなりません。また、データは利用者の家族へ介護サービスについて説明する際にも役立ちます。

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  • 課題もいくつか残っている

    • 実情を把握しておこう

    LIFEにはいくつかの課題も残っています。データ提出にはある程度の手間がかかるため、スタッフの業務負担が増える可能性があります。特に注意が必要なのは、紙ベースで介護記録や計画書を作成している事業所です。紙ベースで記録している場合、それと同時にLIFEへの入力作業が発生することになります。訪問介護などは65歳以上のスタッフが多く、ICTを上手く活用できないリスクもあります。そのため、スタッフへの教育に多くの時間とコストが割かれるかもしれません。

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  • 介護ソフトの活用がおすすめ

    • 実情を把握しておこう

    LIFEを導入し、データを有効活用するためにLIFE対応型の介護ソフトを使いましょう。介護ソフトがあれば、入力作業などの手間を大幅に削減できます。データ移行にかかる時間やコストはメーカーの対応範囲によって変動するので、事前に確認しておくことをおすすめします。導入までに多少苦労するかもしれませんが、上手く利用できれば労働環境は大幅に改善されます。おすすめの介護ソフトをいくつか紹介しているので、導入を検討している人は参考にしてください。

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  • データ提出スケジュール

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    LIFEへのデータ提出スケジュールは基本的に6ヵ月ごとです。実際に活用する際は、日頃からこまめに入力しておくといいでしょう。ただし、科学的介護推進体制加算とは別に加算を受けている場合は注意が必要です。3ヵ月ごとに提出が必要なケースもありますので、事前に確認しておきましょう。新規利用者や介護サービスが終了・中断した利用者がいる場合のスケジュールについても紹介します。規模の大きい事業所は工夫が必要になるでしょう。

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導入を検討している方へ